フランチェスコ・モリーノ 

             フランチェスコ・モリーノ(1775年-1847年)イタリア、トリノ近くのイレブレア生まれ。



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 フランチェスコ・モリーノは、ギターを習得後パリに定住して活躍した。

同じイタリア出身のフェルディナンド・カルリとは好敵手の間柄だった。

ギター以外の音楽にも造詣が深く、

二つのヴァイオリン協奏曲を残し、

そのうちの一曲は、クロイツァーに捧げられている。

この作品のテーマに使われているポワエルデュー(Boieldieu)のオペラ・コミック(白衣の婦人)1825年初演は、

当時流行ったスコットランドのロマン派風物語が原作であり、

あのベルリオーズも悔しがったほどの驚異的な上演回数を誇った。

オペラの中ではテーマに使われる素朴なエコセーズはフィナーレ近くで歌われ、

当時パリではだれもがよく知るようなメロディーであったと思われる。

他にもギター曲では、ディアベリ、カルリ、フォッサ、ロイエなどが、

彼のオペラのメロディーをもとにした作品を残している。

モリーノのギターのソロ曲というのはいまはほとんど弾かれることはない。

ただ、ギターを含む室内楽はかなり残っていて、

どれもメロディーも構成もよくできた作品が多い。

ギター室内楽の貴重なレパートリーとなっている。

代表作として、

フルートとギターの為のノクターン

ピアノとギターのための二重奏

ギター協奏曲

弦楽とギターのトリオなどである。



フィリッポ・グラニャーニ(クリック!!)

ルイジ・リナルド・レニャーニ(クリック!!)

☆アントニオ・カーノ(クリック!!)

☆マッテオ・カルカッシ(クリック!!)

☆マウロ・ジュリアーニ(クリック!!)

☆フェルディナンド・カルリ(クリック!!)

☆ディオニシオ・アグアドへ(クリック!!)

☆フェルナンド・ソルへ(クリック!!)


参考:ウィキペディアより



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