◇ギターエッセイ◇

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　私が10万円のギターを手にするまで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜最終回〜

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　目白駅まで6〜7分歩き券売機の前まで来ました。

その時、ふと私は思いました。

あの10万円のギターの忘れられない音色の感覚。

こんなに迷って、

後ろめたさがあるなら今買うべきじゃないかと・・・。

そして私は気付くと、

またわざわざ戻って行きました。

先程帰った私が再び店に現れたので、

店の主人は驚いていました。

もう一度そのギターを弾いたとき、

わたしの迷いは確信に変わりました。

始めは買うつもりで来たわけではなかったのですが、

結局その場で購入しました。

　
　そのギターを使いだして以来、

ますますギター練習が楽しくなりました。

いまスピッツのチェリーを課題曲に、

また独奏曲ではサグレラスのマリア・ルイサを教わっています。

難しすぎて挫折しそうです（笑）

　
　これまで私はギターを通して、

曲を奏で弾く喜びを味わうことが出来ました。

そしてこれからも他人と比べてではなく、

以前の自分と比較して少しでも成長し、

行き急ぐことなく、

日々を過ごしていければいいなと、今思っています。＝終わり＝

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