資料集(V)
今回は、日本ギター連盟の創設者であり、太平洋戦争後のギター界を大きく引っ張って発展させた、
小原安正氏の昭和22年、第4回のリサイタルのチラシです。
昭和22年というと、今までの資料の中でも一番古く、
この戦後の混乱期においてすでにこれだけのコンサートが行われていたというのが驚きです。
印刷されている紙は今までのものよりさらに粗悪なわら半紙です、
文字の記載方法などを見るとその時代の雰囲気がよく伝わってくると思います、
現在の中央線が省線と言われていたのが分かります、
鉄道省の鉄道ということでしょうか
次は、昭和22年に開催された小原ギター研究所の発表演奏会です。
チラシのは11月20日(木)としか書いてないのですが、
11月20日が木曜日というのは、状況から見ると昭和22年のことだと推察できます。
昭和22年の段階で16回の研究会が開かれているんことがすごいと思います。
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