資料集(U)
次に紹介するのが、前のページで発表会のプログラムを紹介した
昭和25年の酒井和枝さんのリサイタルのチラシと、当日のプログラムです。
チラシの紙はまだ相当粗悪な紙を使っており、すぐに破れるほど薄いわら半紙です、
大きさはA4です、ただ印刷状態は良くなく写真は消えかかっています。
それに比べると当日のプログラムの紙はかなり上質な紙を使っていて、
印刷状態もかなり良くその意気込みが伝わってくるものがあります。
下の広告にチェロの大御所、堤 剛の名前が載っています。
当日のプログラムは、実際は3枚つづりですが、それを画面上に載せると
大変小さくなり文字の判別が出来なくなると思われるので2枚にして、
裏と表のページを1枚づつ載せました。
曲名、作曲者名など今とは違う表記をしていた事が分かります。
「影をしたいて」・「酒は涙かため息か」・「悲しい酒」など、
ギターのみの前奏を持った名曲を作曲した古賀政男が一文を寄せている。
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