宮尾さんの
ジャムって語ろう、ジャズ
宮尾聖晴氏
−商社勤務を志向したのは本場のジャズ聞くのため−
学校卒業後は商社勤務となりました。
なぜ商社をえらだかといえば将来海外にいって(仕事はさておき)
本場のJAZZを思う存分聞けたらという願望が、
心のどこかにあったのではないかと思います。
ところが人ずかいの荒いので有名な会社でしたから、
くる日もくる日も残業の連続、しばらくはJAZZどころではない状態でした。
ジャズに少し距離をおいたのは人生その時期だけでしたが、
たまたま私が会社に入った60年代中盤からはJAZZもフュージョンブームとなり、
ロックとの融合とかで、
少々(私にとっては)つまらなくなった時期と重なったのかもしれません。
新しいスタイルのなかにも往年のジャズの基調を残す、
ビル・エバンスのピアノ以外ほとんど聞かなくなりました。
むしろ当時旋風を巻き起こしたビートルズ、S&Gなどのほうが新鮮で、
聞く音楽はポピュラー回帰といったところでした。
それでも大学時代によくいったライブコンサートの熱狂は、
忘れるものではありませんでした。
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