=教室春秋(六)=

 少し人数が増えて教室らしくなってきた。

このころは子供の人数が圧倒的に多く、

大人の数はそう多くはなかった。

少子化が声高に叫ばれる少し前なんですね。

ギターが流行り出していた世代が親になった時期でもあるのかな。

子供の入会が普通に感じられたころですね。

ギターがまだ流行っていたころの雰囲気が残ってましたね。

とはいっても弾き語りがほとんどだった気もしますが・・・。

子供相手だとやはり基本を教えるというのはありました。

まあ、その線に沿ってのレッスンという感じでした。

外に看板を出したということでしょうか、

まあ、忘れたころには入会がありました。

時に高校生が入会してきて、

「アルハンブラの思い出」が弾けるようになりたいという、

そんなちょっとびっくりするようなこともありました。

「アルハンブラの思い出」が弾けるようにという、

申し出も驚きましたが、

ほんとに初めての高校生が、

この曲を知っているということも驚きました。

でも、若い人にこういう曲を言われると、

結構元気が出ました。

いまだとクラシックギターの名曲といえる、

「禁じられた遊び」も子供の間では、

知らない場合がほとんど・・・。

子供だからというのもあるのかな・・・。

親の世代だとそれでもだいたい知ってるようでしたが・・・。

かれこれ45~46年前の話です・・・。

だからというわけでもないですが、

高校生の口から「アルハンブラの思い出」が出てきたのは、

かなり驚いた!!

しかし、さすがに最後まで「アルハンブラの思い出」は、

弾けるようにはならなかった・・・。

でも、この彼は後年に登山のメンバーになって、

一緒にいろんな山に登ったのがいい思い出かな。

「アルハンブラの思い出」よりも、

山の思い出になってしまったという感じ・・・.。

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