=教室春秋(二)=


  西小山の中華料理店の二階ですが、

最初はとにかく時間に行って椅子に座っているだけ・・・。

まあ、生徒がいるわけでもないので、

椅子に座って自分の練習をしていたのかな。

そんな時が少し続いていたある日、

店のオーナーが「看板でも上げたらどうなの」と、

一言が出てきました。

まあ、何もしないので見かねたのかもしれないですね。

それもそうだよなとなんだか納得して、

まあ、まったく経験の無いことなので、

もう一つ知恵が回らなかったということですね。

長めのベニヤ板に英語辞書で調べた英語の名前を書いて、

ベランダに針金で止めて準備完了。

教室というものを始めたのも初めてなので、

なんだか自分の名前を書くのも、

ちょっと、恥ずかしい気がしたんですね。

なんだか初々しい感じがあったんですよね。

今じゃ考えられませんが・・・。

看板を出したからといって、

そうは簡単にはいきません。

そうこうしてしばらくまた経った時に、

以前、カルチャーセンターかな、

ギターを習っていた友人が習いたいと言ってきてくれました。

この教室の第一号の生徒になってくれたんですね。

今となってはどうレッスンをしたのか覚えてないですが、

まあ、とにかく教室として始動し始めました。

レッスンをすると言っても、

それまでは自分の師匠の代教くらいしかやってなかったので、

本格的に自分でというのははじめてだった気がしますね。

この友人もよく我慢してたなと今考えると思いますね。

このころは自分の演奏を目一杯やっていたので、

レッスンがどうこうとい思いはあまりなかったのかな。

今、思い出すと赤面ですね('◇')ゞ


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