譜面台の陰から


               >固定観念<

 
 2024年の発表会も近くなってきましたね。

発表会までの中間の仕上がりを、

確認すべき練習会もあります。

去年のクリスマス会を終えてから、

練習してきてる曲も多いです。

今現在の練習している曲の仕上がりの立ち位置を知る、

というのも結構参考になりますよね。

発表会までの練習の仕方を考えるうえで、

人前で演奏してみるというのは有効だと思います。

ここで気になるのが練習会でのミスを、

非常に思う以上に大きくとらえてしまうことです。

一つの曲というのは非常に多面的にできていて、

一方向から見るだけで結論が出るものでもないです。

時としてどうもうまくいかなかったという話を聞くと、

なにに対してうまくいかないということを、

言ってるんだろうと思いますね。

それは自分の思い描いてる演奏になっていない、

というところから来てるんだと思います。

一人一人思い描いてる演奏というのは、

はたしてどういう演奏なんだろう。

YouTubeで聴いた演奏なんだろうか・・・。

世界の巨匠のCDで聴いた演奏なんだろうか・・・。

まあ、こういういところと比べれば、

自分に演奏にいい印象は持てないでしょう。

まったく意味のないところで、

良かった悪かったと言ってるんですね。

演奏というのは演奏する人一人一人違って当然なんですね。

どこかの演奏と比べて良い悪いを論じる必要なはないです。

情報過多の現状だと、

常に比べる対象を求めてしまうというのはありますよね。

情報が多ければ多いほど、

固定観念というのが出来上がってしまって、

柔軟性のある見方というのが、

できにくくなってきますよね。

そこから自分の演奏の良しあしを判断してしまう。

ほぼ意味のない結論が出てきてしまうわけですよ。

演奏というのはいろんな面を持っていて、

良いところ、あまり芳しくないところ、

いろんな要素がまじりあってるんですね。

いろんな情報から出来上がっている固定観念を、

前面に押し出すんではなく、

どこをどう弾いたらどうなったのか・・・。

どう弾くとどうなるのか・・・。

どう弾くにはどうしなければならないか・・・。

一曲の中にはいろんな要素が詰まっていて、

その一つ一つの要素にどう対策するのか・・・。

また一つの対策をどう実行していくのか。

一方向の固定観念ではなかなか難しい。

固定観念というのはとりあえず忘れて、

演奏する曲に対して、

無の状態から考えていけるといいのではないかと思う。

自分の演奏力に対してどのテンポが当てはまるのか。

いろんな情報から来るものではなくて、

自分としっかり向き合って柔軟性をもって、

練習することが大事ですよね。


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