〜エッセイ〜




コンクールに挑戦!!(1)



「エッセイを…」と言う事でこのコーナーを引き受けたのはいいのですが、

しばらくは私の体験談になってしまいそうです。

ギターを25年も続けているといろいろな事があるわけで

(辛い事、悔しい事、もちろん楽しい事も)、

それが結果的に今の演奏活動に繋がっているんだなぁ…と、最近つくづく思うのです。

ギターやギター以外の音楽の話や私の考えについても、

もちろん書かせていただくつもりでおりますが、

その前にここで私自信が今までの活動を振り返ってみるのもいいかと思い、

皆さんには退屈かも知れませんが、しばらくの間お付き合いいただけたらと思っています。

さて、今回はコンクールに挑戦した時の事を書かせていただこうと思います。

 挑戦したコンクールは、

日本スペイン・ギター協会主催の「スペイン・ギター音楽コンクール」で、

このコンクールは課題曲、自由曲共に

スペインの作曲家の作品である事という条件付なのが特徴です。

「まさか、この私がねぇ…」とさすがに思いました

(のちに、別の件でまた同じ事を思うようになるとは…)。

今思えば本格的にギターの勉強を始めて
5年くらい経った頃で、

ようやく曲らしい曲が弾けるようになった頃でした。

ただその前に、私は一度、

松戸市で行われたアマチュアのコンクールに参加したことがありました。

そのコンクールは野村先生のお知り合いで、

その頃松戸市に住んでおられた
T先生が主催されたコンクールで、

要は
T先生とそのお仲間の先生方が生徒さんを参加させて行ったこじんまりとしたものでした。

演奏した曲は確か、カルカッシのエチュードか何かだったと思いますが、

それで
1位に入賞しました。

それから数ヶ月ほどして、確かダイレクトメールがどこからか

(たぶんギターショップからだったと思いますが)届いて、

開封してみたら「スペイン・ギター音楽コンクール」の申込書が入っていて、

内容を見てみると、

一次予選はテープ審査で課題曲がS・
deムルシアの「プレリュードとアレグロ」、

二次予選の課題曲がターレガの「アラビア風奇想曲」、本選がソルの「ソナタハ長調
op15」、

しかも二次予選からはステージで演奏する事ができるのです。

「アラビア風奇想曲」とソルの「ソナタ」は前に演奏した事がある曲なので、

早速先生に電話を入れ、「是非、やってみたいのですが」と相談したところ、

「うん、いいんじゃない。そういう事は積極的にどんどんやっていかないとダメだよ」

と快く
OKが出ました。

課題曲の楽譜はどの曲も幸い手元にあったので新たに調達する事もなく、

問題は本選の自由曲をどうするか…。

コンクール参加を申し込む時には、本選に出場する事を前提に申し込みをしないといけないので、

自由曲は必ず記入しないとならないのです。

ですから、コンクールの参加を決めた時点で最低
4曲は練習する事になります。

自由曲の制限時間は10分以内。10分を過ぎても短すぎても失格になります。

しかも、「スペインの作曲家の作品」という条件付なので選曲の枠は限られてきます。

当然本選に絡む事など予想できるわけがなく、

かと言って万が一と言う事もあるかも知れない…。

そうなると、あんまりパッとしない曲を当たり前に弾いても面白くないし、

ある程度インパクトがあって技術的なレベルもそこそこあるもの…、

なんて事をレッスンの時に先生と相談したような気がします。

結局、何の曲を選んだのかは思い出せませんが(何しろかなり前の事なので…)、

たぶんアルベニスかグラナドスあたりの曲で申し込んだのではないかと思います。

531日の締め切りに向けて課題曲のレッスンと録音を行い、

参加費を添えて日本スペイン・ギター協会にテープを郵送。

結果が知らされたのは一ヵ月後の
6月下旬。

で、この時は見事…!!予選落ちでした。まぁ、初めての事ですし、仕方ないですね。






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