エッセイ







     ♪♪♪♪♪私の楽器物語り(11)♪♪♪♪♪







それを聴いて「ハウザーでスペイン物を演奏してもいけそうだ!!」と思ったのです。

そういう事も手伝って、かなりの期待を持って出かけて行きました。

 
 店内の壁掛け式のショウケースには、

すべてハウザーU世が入っていたように思います。


何本展示してあったかは忘れましたが、

ほとんどのショウケースにハウザーが入っているのを見るのは、

さすがに圧巻です!。

ただ眺めているだけでは意味がないので、

予備知識として「何年製作の楽器がある」という事を聞いて来たので、

目当ての楽器を出してもらって試奏させてもらうことにしました。

当然の事ながら高価な楽器なので、

扱いは慎重になります。

この時試奏した楽器は3本で、1本は製作年数は忘れましたが値段が一番高く、

もう
1本はいわゆる「蔵出し」と言われる新品。

もう1本は
1968年製の楽器です。

仮に今から新品を購入したとして、

音が出るまでにどのくらいかかるのかと言う事を考えると、

さすがにそれに手を出す自信はありません。

あとの2本はそこそこ音も出ていて、

弾き難いところも無いように思えたのですが、

さすがに一番高価(
450万円!!)な楽器を購入する勇気はなく、

状態が良くて「まあ、これなら何とかなりそうかな…」と思ったのが、

わりと弾き易い感じを受けた
1968年製の楽器でした(こちらは400万円)。

 
 次の日、偵察に行った結果を先生に報告。

とりあえずこれならと思えた楽器があった事と、

購入する気持ちもある事を伝えて、

購入する方向へ向けて相談が始まりました。

現在、ラミレスとハウザーV世が手元にあるわけで、

先生は「ラミレスは残しておいたら?」とおっしゃったのですが、

私としては幸い貯金もあることだし、

なるべく借金をしない方向で話をまとめたいという思いがあったので、

ラミレスとハウザーV世の
2本を下取りに出したいと申し出ました。

あとは楽器店との値段の交渉です。

2本下取りして残りが200万円くらいなら購入可能と思えたので、

先生に交渉していただき、

ほとんどこちらの条件を呑んでもらえる形で交渉成立しました。






                         メニューへ





                   topへ