My life in guitar music



                
                   
長井 浩氏





  

   【第6章 私の楽器遍歴〜つづき八〜】







 リュートに関しては右手の奏法についてのアドバイスを受けた。

と書くと何やら本格的な感じがするが、

それまでギター弾きしていたのをリュート用の構え方に変更してスケールも、

imではなくpiで弾く方法に変えるよう指示されただけであるが。

ブリーム先生のリュートは弦の張力も強く、

金属フレットをネックに打ち込んであるため、

ギター弾きをしても構わない、と言うか、

そもそもギターのように弾くことを目的に作られているが、

通常のリュートは、

かなり大きな右指のストロークで掬い上げるように弦をはじかないと、

良い音が出ないのである。

しかしながらこの
pi奏法、

(たぶんフィゲタ奏法とか何とかいったと思う)はいまだ習得できていない。

ギターにおける
imのスケールでさえ習得できているかどうかは甚だ疑問であり、

気がつくと
ima3本で弾いていたり、

また
i一本でスケールを弾いていることもある点を鑑みると、

まあ当然のことと言えよう。



 リュートではないが、ギターにおいても、

弦の数が多い楽器(
10弦、11弦等)があり、

若気の至りで手を出してしまった人もいるのではないだろうか。

これら多弦楽器は確かに倍音の豊かさについては、

一種抗いがたい魅力を備えてはいるが、

いかんせん普通に演奏するのが難しすぎる。

ということで、

普通はみんなオーソドックスな
6弦ギターに戻ってくるようであり、

僕も例外ではなかった。

生涯多弦楽器を弾きとおしたイエペスなどは稀有な例だと思うし、

よほど才能に恵まれていないとああいう楽器を弾きこなすのは難しいと思う。

 しかしながら、

もう一度本格的なリュートで演奏してみたい、

という希望は捨て切れておらず


30
万円程度の予算で一台ルネッサンスリュートが欲しいという希望がある。

(家人には内緒であるが。)

そのうち皆さんの前で演奏できればよいのであるが、

まあ期待せずに待っていて下さい。

実際にプロの演奏を生で聴いた機会はさほど多くないが、

次回は私が聴いたリュートの演奏家の感想を述べてみたい。





若かりし頃へのリンク 社内報に載ったときの写真あり





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