My guitar stories


                       
                             大谷卓也






    
♪諫早先生の主催「下手な横好きの会」その三♪






 演奏は進んで、「ワルツNo4」・「楽興の時」を弾き。

さて、最後に「アルハンブラの思い出」です。

この曲はクラシックギターの曲目としては、

「超」がつくほどのメジャーな曲です。

アルハンブラは「トレノモ」の技法が有りまして、

親指から、薬指、中指、人差し指と連続して弾く曲で、

出だしから少しおかしい、

「アレ」と思いながら、

「それでも止まるわけにはいかない!」

と、心を思いっきり強くして、

弾いてしまいました。

今までの演奏経験が生きた一瞬でした。

 弾き始めに違和感を感じるとやり直したくなったり、

ひどいと止まってしまって、

それから思い出せなくなってしまったりで、

散々になることが本番の演奏にはつきもんです。

そこでこらえられるかどうかが経験の差となってくるようです。

 この時の状況は、

どうも中指がすべってしまって、

音出ていない事に気が付き、

そこで落ち着いて曲を弾きながら、

徐々に修正をして弾き通しました。

5曲弾くと、意外な事が起こるなと思いました。



 少々の間違えた箇所は有りましたが、

こういうちょっとしたことにも対処できるようになり、

これからの音楽活動にかなりの自信になりました。


 わたくしの演奏も終わり次に2重奏です。







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