大谷卓也
音の拘り－Ⅲ
ホセ･オリベにしようと決心したからには、
まずは、「ホセ・オリベ」を探さないといけません。
インターネットで、ギターショップ店を検索、
こういうときはインターネットは便利ですね、
椅子に座ったままいろいろ情報を得ることが出来る。
ただ楽器は写真を見ただけではもちろんダメで、
情報を得てから音を確認しなければならない。
最後はやはり足ということになります。
「ホセ・オリベ」は無いか、
時にはメールで尋ねてみたりしました。
しかし、なかなか見つからずに苦戦していましたが、
ある日、ギターショップ[アウラ]のページに行って、
オリベかなと思われる楽器を発見！
「あっ！、あった！」ようやく見つけました。
パソコンに出ている楽器を眺めながら、
ここでひるんではいけない！
気持ちは固まっているので断念するということもないのですが、
やはり楽器を変えるというのは、
一瞬逡巡するものがあるんですよね。
品川に用事を済ませてから、
ギターショップ[アウラ]の最寄り駅である、鶯谷駅に行き、
地図を見ながらお店に向かいました。
しかし、あるはずのお店にたどり着きません、
途中、地図には有るはずの銀行も無く、
「あれ？」ってな感じであたりを見渡しましたが、
どうも見当たりません。
おかしいなということで、
そのまま先に進むか戻るか迷ってしまいました。
オリベまで後一歩のところでなかなか近づけません････。
結局戻ることに決めて少し戻りました。
なんと行き過ぎてしまっていました、
気持ちだけが前にいってしまっていたということでしょうか････。
ようやく何とか無事お店に入りました。