My guitar stories



                        
                 大谷卓也



          第ニ回(名曲の数々へ・・・)〜



 
町田に引越し『野村ギター教室』すずかけ台教室へ、講師吉田先生に習うことになりました。

4回目発表会でロマンス(J.K.メルツ)・ラグリマ(涙)F.ターレガです。

これまでで、最高に緊張した事と、演奏が終わり妹に、

「音が聞こえなかった」と言われたのが印象に残っています。

妹からは、不評でしたが、先生方(野村先生)から、

『あの子センスあるね!』と言っていたと、吉田先生から後で知らされました。


 中学も3年になり、クラブも音楽選択、その年文化祭で、演奏することになりました。

曲名は、ロマンス(J.K.メルツ)・マリア・ルイサ(J.サグレラス)

ノクターン(夜想曲)(C.ヘンツェ)です。

それも、午前と午後の2回演奏、かなり忙しい文化祭でした。

このことを吉田先生に話しましたら、自分との2重奏で、文化祭に参加すれば良かったな、と・・・・・

(この頃、2重奏の二つのギターが課題曲でした。)・・・・

文化祭で聞いていた学校の先生も友達も、目が丸くなっていました。

 部活では、天文部に所属、天文観測・流星観測(徹夜)星々の不思議さに触れ、

感性の肥しになりました。(オリオン大星雲・アンドロメダ大星雲・太陽の黒点など)

今でも、星には興味が有り、天文観測したいのですが、カメラはOK

天体望遠鏡は、壊れてしまい観測できません。(残念)最新の望遠鏡は、高額だし・・・!(>_<)

自分の記憶では、この秋あたりで、すずかけ台教室でミニコンサートを開催しているはずです。

曲は、小学生と2重奏で、ちょうちょう、吉田先生と2重奏で、

二つのギター、ソロ演奏で、月光(F
.ソル)です。

 小学生と2重奏は、2.3回ぐらい会わせたぐらいでしたので、あまり上手くいきませんでした。

(途中から、合わなくなりました)、上手くいかない事は良く覚えていますが、

ソロ演奏で、もぅ1曲弾いていると、思いますが、何の曲か思い出せません??


 この年の発表会(5回目)は、

エスパニョレータとトルネオ(G.サンス)・ノクターン(夜想曲)(C.ヘンツェ)

 高校1年の発表会(6回目)(春)では、小さなロマンス(L.ワルカー)月光(F.ソル)

この頃始めての合奏に参加。課題曲は序曲(作品15番)(グラニアーニ)です。

パートは1stです。合奏をする楽しさを知りました。

6人から8人で合奏をしたと思います。

日曜日に、あざみ野駅近所のホールで集まり、合奏の練習をしました。

初回は全然弾けなくて困りました。それも、
楽譜を貰ってから一週間での練習でした、

8回ぐらい練習日に通い、何とか合わせて弾ける様になりました。


しかし、本番の演奏で、メチャメチャ早くなったのが、印象に残っています。

秋の発表会で(7回目)では、ミヌェットOp.11No、6(F.ソル)

この曲で、伝説の『アポツヤンド』が生まれたのです。

 子供の頃(小学2年)学校の校庭にある、「うんてい」が得意で、

昼休みや放課後よく遣っていましたので、握力には多少自信が有りました。

曲の最後の方に、最高音ファ♯を、今まで以上の大きさで(ff)でと、吉田先生に言われ、

思い切り鳴らしたら、アポツヤンド(強烈な弾き方)伝説が始まりました。

2曲目は、アメリアの遺言(M.リヨベート)です。

この曲も指が、ツリそうになるような曲です、薬指で弦を弾きながら、

人差し指でフレットを触れる
、ハーモニックス・オクターバス奏法です、

なかなか弾けなかったです!


 そして、トレモロの練習が始まりました。

なかなか弾けず、ある日を境に親指と薬指が同時に弾くトレモロとも言えない、

弾き方が癖になり中々抜けず、高校2年の発表会(8回目)の日を迎えてしまいました。

曲名は、ミヌエット、ハ長調(F.ソル)・フェステ ラリアーネ(L.モツァーニ)です。

案の定、トレモロが・・・・??

ここから、トレモロ再練習の始まりでした。

暇さえ有れば、左人差し指を弦の代わりにして、

親指・薬指・中指・人差し指と順番に、動かす練習を、繰り返しました。

「電車の中・学校の教室の中」でも・・・・!

モゥ特訓!の成果で秋の発表会(9日目)では、

アレグレット(
F.カルリ)・アルハンブラの思い出(F.タルレガ)を演奏、

我ながら綺麗な、トレモロ演奏が出来たと思います。


 春の発表会(10回目)では、鐘のひびき(ショーロ)(J.ペルナンブコ)演奏。

 秋の発表会(11回目)では、ソナタ(F.ソル)を演奏。

かなり難しい曲でした。似たようなフレーズが何回も出てきて、暗譜するだけでヤット・・・・

『暗譜』とは、僕の中ではフレットを見ないでも、弾けることを目標していますが、

この曲は、フレットを見て、やっと弾ける感じでした。

実際に、(当時)禁じられた遊びや月光・アルハンブラの思い出など、

採り上げたら切りがありませんが、フレットを見ない演奏が出来た曲も有りました。

ソナタは、発表会まで暗譜(フレットを見ないで)弾くことが出来なかったのと、

何回か間違えた箇所が有り演奏の後で、野村先生に、

「こんなに難しい曲は、後1年ぐらい、弾かないと駄目ですね」と話したのです。

(自分に不満が合ったのでしょう)

 高校卒業の時、進路のことで悩みクラシックギター界を去り、プラスチック金型へ(就職)・・・(続く)・・・



                        
                    
野村ギター教室発表会に始めて参加(中2)
                  曲名:ロマンス/メルツ  ラ・グリマ/F:ターレガ




         
          
第5回目の発表会(中3・15歳)        第7回目の発表会(高1)
      曲名:エスパニョレッタとトレネオ/G:サンス  曲名:メヌエット/F:ソル  アメリアの遺言/M:リョベート
         ノクターン/C:ヘンツェ


         
       
第8回目の発表会に参加(高2・17歳)   第9回目の発表会に参加(高2)
      曲名:メヌエットハ長調/F:ソル        曲名:アレグレット/F:カルリ
      フェステラリアーネ/L:モッツァーニ      アルハンブラの思い出/F:ターレガ



         
       
第10回目の発表会に参加(高3)       第11回目の発表会に参加
        曲名:ショーロ/ペルナンブコ         曲名:ソナタハ長調/F:ソル







                             メニューへ



                               topへ