My guitar stories



                           
                             大谷卓也






    アルペジオコンサート出演記






 クラスタ、フリコンサートも何とか好評で終わることが出来ました。

次に控えるのは、喫茶アルペジオのコンサートです。

ここは、お客さんと目の前で弾くようになるので・・・!

一番緊張する場です。

 練習開始と言っても、クラスタで弾いた。

「バリオス作、
フリア・フロリダ」一曲なのです。

少しは、ユトリ感が・・・でも
一番緊張する場ですから、

毎日
4回から7回ぐらいは弾いていました。

 でも、レッスン日が変更で、喫茶アルペジオ前日になりました。

レッスンに行くと先生から、

「アルペジオの演奏者、お客さんを合わせて36人ぐらいになりそうだ。

立ち見になるかも知れない」とプレシャーをかけられ、

いざ弾いたのですが、前半の最後一箇所、

止まってしまいポジションが急に分からなくなってしまいました。

長くギターを弾いているとごく稀にある事が、

レッスンの日に出てしまいました。

 家で弾いている時に急にポジションが出てこなくて、

どう弾いていいか分からなくなり、

また、弾きなおしても、同じ箇所で止まってしまう。

(なんで、なんで・・・・)とあせれば、あせる程出てこない!

で譜面を見直し何ダァーこの箇所か!納得して弾くと、完璧!この箇所は忘れない、

自信が出てくるのです。

1度忘れてしまった箇所(ポジション)は譜面を見直すると、

この箇所は、忘れない箇所になる(印象深くなるような気がします))

 レッスンの時、何回か弾き直しましたが出て来ませんでしたので、

夏の発表会の課題曲を弾き終わってから、

フリア・フロリダ」を弾き直しましたがまた止まった箇所が出てこなく、

先生が譜面を出してもらい、確認してから弾き直しました。

次からは完璧!ハラハラした日でした。

 

『当日』

仕事を3時頃終わらせてから、

課題曲である
フリア・フロリダ」を23回練習してから、

着替えをして
4時に喫茶アルペジオ(長津田)に向かいました。

5時、10分前ぐらいに喫茶アルペジオに着きました。

 リハーサルをして、後は本番です。(どうなるか?)

さて、本番・・・・!始めにチューニング、

(自分の今待っているチューニングはギターのヘッドに挟む方式の機種です)

ヘッドに挟みチューニングを終わらせ外す時、普段には簡単に外せるのですが、

左手に力が入らず、なかなか取れませんでした。(緊張している・・!)

演奏開始、出だし少し早いかな・・・?ユックリ、ユックリと思いながら弾いていました。

心を込めて弾けたと思います。

演奏の間あまり緊張感は無く、自宅で弾いている感覚で・・!

弦も良い感じで、弦は、3日前に換え

(今の弦は、換えてから
3日ぐらいが一番良い音が出ると思っています)

うまく曲の中に入り込めた感じで演奏を終わらせることが出来ました。




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