My guitar stories



                           
                             大谷卓也




      クラスタ出演の記−U





 
18時45分になり、

0番の方から演奏再開です。

 そして、いよいよ私の番です。

予定時間より10ぐらい前でしたので、

ユックリ弾けると思いながら演奏席に座りました。

「はじめまして、大谷です。今回初めて演奏参加させていただきます。」

「今、私が習っています、野村ギター教室からは3人目の参加になります。」

「その二人は、今回応援に来ています。」

「では、少しチューニングしますので・・・・」チューニングを済ませ

「さて、1曲目は、バリオス作、
フリア・フロリダです。」

「曲はユックリ、ユッタリした曲なので、気持ちよくなりましたら、寝ても」と・・・(笑)

 演奏開始ではと思い弾き始めたのですが。

気がつくと
マイクが入っていて、

後ろのスピカーからの音と反響音(こだま)、

自分で弾いている音があまりにも違い、思わず演奏を止めました。

(頭の中が思わず真白になりました)

野村ギター教室の仲間が来ているので演奏を止めるのは、

と思いましたが我慢できずに・・・!


2回目からの演奏は旨く弾けたと思います。(感情を入れて)

 「2曲目は、同じバリオス作、ワルツ4番です。」演奏開始。

何とか無事弾く事が出来ました。

時間を見て見ると予定終了時間を後5分有り、これは、と思い、

家を出る前に決めていました。

フリア・フロリダ5分ぐらいワルツ
4番は6.7分ぐらい、

合計時間12分ぐらいです。


3
分ぐらいなら、フェステ ラリアーネを弾く、

5分ぐらい成らアルハンブラの想い出をと、

5分でしたので、アルハンブラの想い出を弾きました。

無事演奏終了しまた。

 帰りの電車の事もあり、10時にクラスタを出ました。

2・3日後クラスタの掲示板に、

「特に印象的でした。なんというか聞かせるテクニックが凄い」

と書き込みが有りました。

私が目指していることです。

演奏は音を楽しむ『場所』だと思っています。

「演奏者の中で印象に残ればと。この音聞いて良い音でしょう!」

と思いながら弾いています。

このことが総合して聞かせるテクニックに繋がるのかも知れません?

 




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