My guitar stories
大谷卓也
第14回 神奈川ギターフェスティバル出演の記!(2)
13時50分ぐらいに、
(予定より10分早く)三森さんの演奏が始まりました。
曲名はソナタOr15より第1楽章アレグロ・スピリット[M、ジュリアーニ作]です。
これは大曲です。
全ページで6Pも有り普通に弾けて6・7分はかかる曲なのです。
三森さんは、去年の発表会が終わってから、この曲が課題曲になり、
3月の神奈川ギターフェスティバルにもこの曲を弾く事になったそうです。
覚えるだけでも大変な曲です。
M、ジュリアーニは、年代は違いますが7月27日生まれです。
この私もこの日に生まれたのです。
何かの因縁か?
何か機会が有ればソナタ以外の曲を弾いてみたいです。(笑・・・!)
4時になり指慣らしの為、少し練習を再開開始、
独奏用控え室へ行きました。
そこは、かなり熱気がこもっていて、暑い・・・・、
練習をしていて弦は伸びるし、ポジションマークは接がれるし、
チューニングをしながら本番までを過ごしていました。
(ポジションマークは、去年の神奈川ギターフェスティバでは着けずに参加しましたが、
本番の時に失敗、音を間違えた箇所があり・・・・!今回は念には念を入れての参加です!)
時は早く、独奏用控え室へ、
主催関係者が私を呼びに来ました。
ステージ控え室へ行き、本番前のチューニングを済ませ、イザ本番です。
司会者から、「次に、演奏者は、大谷 卓也さんで、[フリア・フロリーダ]と
[パラグアイ舞曲 第2番]でバリオス作です、では、御願いします」の声が響き、
先ずは、お辞儀をしてから椅子に腰掛け、
チューニングをして私の癖でも有る、左手をネック付近(空間)で、1・2回振ってから、
本番(この動作は、左手の緊張を解す為か、演奏前に行うおまじないみたいなのもで・・・!)
[フリア・フロリーダ]演奏開始、
緊張のせいか、少しユックリ目に、始まった感じがしました。
このテンポならOKと思いながら、
「この音聞いてください!、好い音でしょ」と思いながら弾きました。
次に[パラグアイ舞曲第2番 <おお、わが故郷>]です。
チューニングを確認してから、演奏開始、曲の始めで少し早いなと、感じていました。
中盤の変形アルペジオがリズムが取れず変形にならずに演奏(リズムが違うリズムが・・・!)
何箇所が間違えた箇所が有りましたが、止まらずに演奏できました。
自分の演奏の終わり、
すべてが終って皆で打ち上げです(カンパイ・・・・!)
11時まで盛り上がり、
電車は最終電車に滑り込む事が出来何とか帰宅出来ました。
長い一日でした。(疲れた・・・!)