My guitar stories
大谷卓也
第14回 神奈川ギターフェスティバル出演の記!(1)
時がたつのは早いもので、
神奈川ギターフェスティバ当日が来てしまいました。
朝、7時に起床し、目を覚ます為朝風呂に入り、
万全の用意をしてから出掛けました。
会場に9時45分ぐらいに集合(リハーサルに出る為)で住まいの都合で、
あざみ野組み、菊名組に分かれて行く事になっていました。
去年は、トラブル続きでしたので、
電車の時間を一本速めに出ることにしました。
私は、菊名組なので、町田経由で菊名駅を目指しました。
無事、皆様と待ち合わせができ、
会場である横浜開港記念館を目指しました。
東横線に乗り、みなとみらい線の日本大通り駅へ、
9時45分ぐらいに会場の横浜開港記念館に着きました。
横浜開港記念館は、
外壁がレンガでレトロで好い雰囲気(時代を感じる)が出ている建物です。
すでに、あざみ野組みは、到着していて手続きをすべて済ましていました。
10時からリハーサルで、我々(アンサンブルヴェルデ)は5番目で、
独奏のリハーサルは8番目でした。
我々(アンサンブルヴェルデ)の番がきました。
ステージに上がって見ましたら、思ったよりステージの横幅が狭く、
12人の演奏者をアーチ型に並ぶ事が出来ず、急遽2列に並ぶ事に成りました。
前、ファーストアルト2名、プライム3名、バス、1名、コントラバス1名、
後ろ、セカンドアルト2名、プライム2名、となりました。
緊急な事で、かなりの不安が・・・・!よぎりました
リハーサルが始まり、最初の曲は管弦楽組曲第1番〔J.S.BACH〕より[ガボット]です。
ファストアルトの後藤さんのカウントから演奏開始です。
リハーサルなので私は、途中で中断が有ると思っていました。
「はい、ストップ」の声が、無いまま、[ガボット]を弾き切ってしまいました。
次に、です。演奏開始5・6小節ぐらいに来たとき、
主催者より、ストップがかかりました。演奏を止め退場いたしました。
三森さん、後藤さんとリハーサルが続き、自分の番になりました。
ステージは一段高く、お客さんの顔が良く見える、明るい・リハーサルだから?
(ステージと客席の明るさの差が無い)と考えながら、リハーサルを終えました。
控え室に戻り、ヴェルデ全員で一回音を出してみる事になりました。
今回、神奈川ギターフェスティバで、アンサンブルヴェルデの出番は1番最初です。
[ガボット]・[メヌエット]と演奏して、
先生がギターのチューニングをしてから、さて本番です。
主催者から、「アンサンブルヴェルデさんステージへどうぞ」の声がかかり、
いざ!ステージに上がりました。
委員長の開会の挨拶が終わり、
司会者から、「1番に、アンサンブルヴェルデさんで、
曲名は、管弦楽組曲第1番、[ガボット]・[メヌエット]、作曲者J.S.BACHです。」
我々は挨拶(礼!)してから着席をして、譜面を広げました。
ファストアルトの後藤さんから、出だしのカウントが始まり演奏開始です。
しかし、リハーサルではあまり感じていませんでしたが、
ファストアルトの音が幽かに聞こえるぐらいで、本番の怖さが出てきました。
ほとんど合わせるのは山勘の世界でした。
念の為、拍を数えながらの演奏でした。[ガボット]演奏終了、
次に[メヌエット]です、同じくカウントが始まり演奏開始です。
途中、突然同じパートの音が消えるハプニングが有りましたが、自分を信じて演奏を続けました。
やがて無事、止まる事も無く演奏終了しました。
席を立ち、挨拶(礼!)をして退場です。
控え室に戻り、楽器をしまいました。
先生も戻ってきて、(今回のギターフェスティバには先生は演奏に参加せずに、
ビデオ撮影班になっていました)その先生のカメラで記念撮影をしました。
私の出番はかなりの時間があり(予定18時20分)、
気分転換のかねて兼古氏・勝田氏と自分とで、昼食の買出しに行って来ました。
近くのコンビニがあり、そこで一人お握り2個づつとお茶を購入し会場に戻りました。
軽い食事を済ませたところで予定2時より三森さんの演奏が始まる為、
演奏会場の2階席に行きました。 〜つづく・・・!