My guitar stories
大谷卓也
第11回 バリオス/ワルツ第4番瞑想記(迷走記・・・)〜U〜
いよいよクリスマス会、当日です。
朝、8時に起床、
リラックスする為、朝から風呂に入り、目を覚ましました。
それも「昨日は、打ち合わせの為、静岡の焼津」まで、
日帰りであまり練習時間が取れませんでした。
風呂から上がり、少し練習をしてから、
会場の準備為少し早めにあざみ野に向かいました。
[9時52分に、あざみ野駅着]
あざみ野ホールに着き、会場の準備です。
机を片付けパイプー椅子を並べ、会場の準備終了、30分で終わりました。
リハーサルです。課題曲は、バリオス、ワルツ第4番です。
この時は、聞いている人もあまりいないので、そんなに緊張しないで、弾けました。
この感覚を忘れずに、本番でも弾ければと、考えていました。
今年は、トリを務めることに・・・・!
【12時30分】
いよいよクリスマス会開催です。
先生が1部の人、何人かに開催時間を間違えて練達したらしく、
プログラムの中番から始まると言うハプニングが有りましたが開催は開催です!
時間が立つのは早く、1部終了、休憩を挟み、いよいよ、本番です!
出だしから、早くなり、途中弾けない箇所も有りましたが、
ここで止まるまでには、なりませんでしたが・・・演奏はイマイチでした。
クリスマス会終了の先生の挨拶、ホールの片付けをしている時に、
先生のもとに行き、ヤッパリ扱けてしまいました。
「大谷君は、構えた時に会場に呑まれている、人に聞かせる構えではない、
だから、テンポが速くなったりするのだよ」と言われ、
20年前の事を思い出しました。
そう、その頃の発表会などの演奏会で、舞台に上がり、椅子に腰掛け、周囲を見て、
これから自分が弾きますだから聴きなさいと、言う気持ちで、弾いていました。
この事を忘れていました。
この事を踏まえて、6日後アルペジオでは・・・・!と思い、
打ち上げに、(先ずは、ビールで乾杯(ヒック!)
しかし、復帰してから、1年でトリを務めるとは・・・・・??
喫茶アルペジオコンサート
本番日、夕方3時半に仕事を切上げ少し練習してから、
喫茶アルペジオ(長津田駅)に向かいました。
喫茶アルペジオ付、いきなりリハーサル、
チョット、心構えがまだ出来ていないと思いながらと少し暑さとで
(例年と比べかなりの暖冬で・・・昨年は、出演していませんが、
喫茶アルペジオに行く時、コートを着て行きましたが・・・!)
課題曲、クリスマス会と同じく、バリオスのワルツ第4番です。
では、リハーサル・・・!
途中、弾いている時、
緊張の緩みか他の事を考えてしまいって(アツイ)止まってしまいました。
リハーサルで止まったのが、不幸中の幸いだったかもしれません。
曲を弾いている時に他の事を考えないで、集中。
いよいよアルペジオデビューです。
喫茶アルペジオは、定員30名ぐらいの場所です、
お客さんの目の前で弾くので、緊張の極みです。
(しかもこの日のゲストはギタリストの金庸太氏で、その目の前で・・・・)
プログラムは進んでいきます。
「では、次に大谷卓也君の演奏でワルツ第4番、
作曲者バリオス」と紹介する先生の声、
自分は、調弦しながら聞き、では本番!
先ずお客さんの様子を見てから、
では、これから演奏します、聴きなさいと心で思い、演奏開始です。
ワルツ第4番を良く聴いている、弾いたことがある人には、
途中数箇所、間違いが分かるぐらいで、何とかまとめられたと思います。
今回、アルペジオコンサートに出演して感想ですが、
春の神奈川県ギターフェスティバル、夏の発表会などよりも、
アルペジオの方が弾き応え(または、やりがい)のある場所かも知れません。
アルペジオに来るお客さんは、
純粋にクラシックを聞きに来ている様な気がします。