ある貴紳のための幻想曲、他  セゴビア

 UCCG-3500

 価格 :¥2,039(税込) 


 アルハンブラの思い出[セゴビアの偉大なる遺産]

 TOCE−856667

 価格 :¥4、563(税込)2枚組

                My guitar stories



                           
                    大谷卓也




          
第9回 CD紹介編U(A・セゴビア)








 




 







 セゴビアは、中学の頃から(レコード)聞いているせいか、

どうしても、音の響き、テンポ、(CDの録音でさえ、走っています)など、

ひいき的に聞いてしまいます。

まねして弾こうとは、思いませんが、セゴビア芸術に触れてみるのも良いでしょう。

健在の内にコンサートに行き、聞けなかったのが心残りです。

セゴビアと聞くと、ラミレス!というのがイメージにあります。

クラシックギター専門店 ファナに行って初めてラミレスを握り弾いて見た時は、

この音は、レコード・CDよりも良い音、やはり生音が一番良いです。

(これは、レコードの影響か・・・・)

自分のクラシックギター活動で、セゴビアがかなり影響していると言えるでしょう。

 

『今考えると、吉田先生(元、野村教室の講師)もセゴビアに影響されていたかもしれません。』

 

 セゴビアとイエペスを比べる人も多くいますが、二人とも偉大な巨匠でしょう。

イエペスは、テンポ道理に弾き一音、一音が丁寧な感じがします、

セゴビアは、芸術的に曲をまとめているような感じがします、

これはあくまで私見ですが・・・・・。

 セゴビアは、何かを訴える(伝える)様な感じです、

「気持ちで弾く」というところでしょか。

「気持ちで弾く」これをまねることは出来ないでしょう。

一人一人個性があるように、人によって感じ方が違うように・・・!

 絵を見る(書く)のも芸術、クラシック音楽を聞く(弾く)のも芸術です。

クラシック音楽は分からない、などという人もいます。

「クラシックを聞くと、眠くなる」などの理由で聞きたくないという人もいます。

しかし、クラシック音楽を聞いて寝るなんて、

何と贅沢な時間を過ごしているのでしょうか・・・・・、

学校の音楽の時間ではないのです!!。

クラシックを自宅などで聞いて「感想文を書け」などという人もいないでしょう。

クラシック音楽は一言でいうと内面の「芸術」なのです。

自分で聞くときはしっかり聞いていたい。

 
 このCDの内容は、1927年から1939年までの録音で、

(2枚組み)少しノイズは行っています。

バッハ・ターレガ・アルベニストなど有り、

セゴビアほどやわらかい音が出せる人はいないかもしれません(憧れの音だ!!)。

 秋の夜長(月夜か・・・・)にちょっと苦めのコーヒーなどを飲みながら、

セゴビアの芸術(クラシック芸術)を聞いて見ませんか?

お勧めの2枚です。


                            








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