デュオコンサート鑑賞記



                        



2016年 2月15日 (月)

つくし野にある、カフェ・ボンヌールにて、

『井上仁一郎&山崎拓郎ギターデュオコンサート』に行ってきました。

会場は超満員、和気藹々とした雰囲気の中で、

演奏を聴くことが出来ました。


プログラムは、まず井上氏と山崎氏のデュオで、

映画音楽の『星に願いを』や『禁じられた遊び』

ギター曲で有名な『アルハンブラ宮殿の想い出』

フラメンコの『地中海の舞踊』

日本民謡などの『竹田の子守歌』や『浜辺の歌』

二重奏版の『アランフェス協奏曲』など。


今まで知っていた独奏曲や協奏曲も、違う雰囲気のアレンジで、

デュオは曲の幅が広がり、迫力もあって面白いと思いました。


ソロは、

ボサノヴァの名曲『ウェーブ』や、

サンバの『ダンサ・ブラジレイラ』『ブラジルの水彩画』


アンコールでは、

井上氏が学生の頃に通っていた、

御茶ノ水の街をイメージして作曲されたという『風景画』という曲。


今回、井上氏のセカンドアルバム『Segundo』に入っている曲も何曲か演奏されたのですが、

前もってCDを聴いた時に「どうやって弾いているんだろう?」と思っていた箇所も、

間近でプロの技を見ることが出来たので、とても勉強になりました。


井上仁一郎氏は、数年前に何処かでたまたま演奏を聴き、

確かアルカスの『椿姫幻想曲』だったような…。

「この人の演奏、凄いなぁ〜」と思い、YouTubeで検索したら、

ちょうど練習中だった『アメリアの遺言』や『聖母の御子』がアップされていて、

しかも、そのすぐ後にファーストアルバムの『HOMENAJES』も発売されたので、

購入して何度も聴いて参考にさせて頂いていました。


それから近くでコンサートが開催される時は行ったりしているのですが、

毎回、曲のジャンルを問わず、選曲も良く、

ソロやデュオ、他楽器との演奏などで、

色々なアレンジでも演奏されているので、

クラシックギターって曲や弾き方など決まり事も多く、

窮屈なイメージがあったのですが、

そのイメージが少し変わって、

ギターを弾くのって楽しいなって更に思える様になった気がします。


山崎拓郎氏も井上仁一郎氏とのデュオで、

何度か演奏を聴かせて頂いたのですが、

毎回息がぴったりで圧巻の演奏です。


ご興味がある方はぜひ聴いてみて下さい。


私もまた、お二人の演奏を聴けるのを楽しみにしています。



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