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バスギター随想録(終)
アンサンブル・ヴェルデ:小泉正数
アンサンブル・ヴェルデに参加させていただく前に、
私は、ギターによる弾き語りとギターソロを、
野村ギター教室の発表会やクリスマス会で演奏していました。
アンサンブル・ヴェルデでバスギターを担当させていただくようになってからは、
いわば、三足の草鞋をギターで履くようになりました。
最初は違ったスタイルのギター演奏をいろいろやることに、
多少の抵抗感を感じておりましたが、
今では、いい勉強をさせてもらっていると前向きに思っております。
私の場合、レギュラーサイズのギターだけでなく、バスギターも弾くことによって、
バスギター奏者の気持ちや心理というものが少しづつ理解できるようになり、
以前より客観的に音楽に接することができるようになってきた気がしています。
また、アンサンブルには高音のパートも、中音のパートも低音のパートもありますが、
これらの音一つ一つに耳を傾けて、
チームワークを大切にしながら曲を完成させることの重要さを
アンサンブル・ヴェルデで学んでおります。
野村ギター教室では、年に2回、
ヴァイオリンやフルートや声楽などの演奏家を招いて、
ギターとのアンサンブル形式のコンサートを開いていますが、
このコンサートで私は、それぞれの楽器の奏者が自分の個性を出しながら、
自分以外の奏者の存在に敬意を示して曲を完成させる姿を拝見しています。
ゆえに、野村先生がここで言及されたいことは、
「いろいろな楽器の存在や音を体験することは、音楽技術、
さらには人間性の向上の面で大切になってくる」
ということではないかと思います。
私が、アンサンブル・ヴェルデに参加させていただいてから、
かなりの年月が経過しました。
そこでバスギターを担当し、
これからも、バスギターを弾き続けていきたいと思っております。
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