神奈川新人ギタリスト
                 オーディション参加記


                              


                             =第六回=


 予選は11時に始まって終了予定がなんと16時です。

約5時間延々と続きました。

参加者54名を出演順に4つのグループに分けて4部制にして、

各部と部の間に10分程度の休憩があるだけです。

審査員の先生方も長時間で大変だったと思います。

予選の最後の人の演奏が終わって、

会場を退場していくときの審査の先生方の表情は、

皆さんお疲れの様子でした。


 順番が早かったので予選が終わるまでの時間が長かったです。

予選が終了して会場の外で休憩していると、

ある参加者が私に尋ねてきました。

「どうして皆さん待ってるいるのですか・・・?、

これから何かあるのですか・・・?」と、

「えーっ?」

こんな質問をされて私も愕然としてしまいました。

が、これから予選の発表があることを教えると、

「あ、そうか。もう帰ろうと思っていたんだ」

と言ってました・・・。

いくら初めての参加でも、

このような呑気な人もいたことには驚きでした。

予選は予定通り16時過ぎに終了して、

15分くらいして審査の先生方が会場に入ってくると、

いよいよ結果発表です。


 発表の前に審査の先生の一人がコメントをされました。

内容は、今年の課題曲は易しすぎたため、

あまり点数に差がつかなかったこと。

そのため自由曲の出来具合で評価が決まってしまったこと。

そしてどのようなことにポイントを置いて評価したかなどを、

2〜3点(音の正確さ、リズムの正確さ・・・etc)

挙げてコメントしてくださいました。

果たして私の名は呼ばれるのでしょうか・・・。=つづく=


 



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