弦楽器フェアに行きました


                      

                             

                             =第二回=




 演奏者は、ヴァイオリンは川端茂道さん、

ギターは稲垣稔さんです。

ヴァイオリン → ギター → ヴァイオリンの順で、

一回45分の演奏が続けて三回あります。

会場は、ほぼ満席でした。

やはり川端さんの人気はすごいです。

早く並んだ甲斐あって、

前列中央の席を確保することができました。


 まずは楽器製作者の方々6名がステージに上がり、

ひとりづつ紹介されました。

そして客席に退場すると演奏者の登場です。

曲目はバッハの「パルティータ」と、

イザイの「無伴奏ソナタより」抜粋。

 このバッハの曲は、ピアノ用にも編曲され弾かれるので、

ヴァイオリン以外の楽器を習ってる人にも馴染みがあり、

よい選曲だと思いました。


 このコンサートは異なる楽器の音を聴き比べるのが目的なので、

一曲ごとに楽器を取り替えて演奏します。

二回目はギターの演奏です。

曲目はグラナドスの「スペイン舞曲」

アルベニスの「カタロニア奇想曲」「朱色の塔」、

ピアソラの作品などなど・・・。

どれも自分の楽器でもないのに、

上手に弾きこなすのはさすがだなと思いました。


 私の一押しのギターはIさんのギターです。

Iさんが誰かは私に聞いてください・・・。

弱い音は綺麗な柔らか味のある音で、

強い音はよく鳴り響く表情豊かな音色が出ます。

鈴木大介さんがこのIさんのギターで演奏するのを聴いて以来、

この楽器のファンです。


 三回めは再びヴァイオリンの演奏です。

曲目は先ほどと同じで、

一回目に弾かなかった楽章を演奏しました。

シャコンヌは15分ほどの長い曲なので、

前半、後半に分けて二種類の楽器で演奏しました。

この回では聞きたかったヴァイオリンが登場します。

それは、陳 昌鉉さんのヴァイオリンで、

前に書いた目的のそのBのことです。=つづく=



 
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