神奈川新人ギタリスト
                 オーディション参加記


                              


                             =第一回=


 2010年、7月11日(日)、

今年で39回目の「神奈川新人ギタリストオーディション」が開催されました。

参加資格は、神奈川在住、在勤、在ギター教室生など、

神奈川と関係ある人に限定されてるので、

全国規模のオーディションに比べると、

規模は大きくないかもしれません。

しかし、過去の入賞者の中には、

鈴木大介さん、日渡奈那さんなど、

現在活躍されてる有名ギタリストも輩出しているオーディションです。

鈴木大介さんもそうですが、

他にも過去の入賞者の中には、

この神奈川オーディションの入賞が弾みとなって、

東京国際ギターコンクールなど世界的規模のコンクールに挑戦して、

好成績を残している人たちもいます。

いわば、この神奈川新人ギタリストオーディションは、

プロギタリストの登竜門となっている人気のオーディションでもあるのです。


 さて、今年の参加者は54名。

40名前後の年もあるので今年は多いほうでした。

会場は杉田劇場というところで、

JR根岸線「新杉田」駅の近くです。


当日は、9:10集合、

9:15から受付開始で、

時間に間に合わないと失格になるという厳しいルールになっています。

自宅から会場までは1:30かかるので、

7:30には自宅を出発しました。

地下鉄とJRを乗り継いで9:00頃には着いたので、

失格にならず一安心です。


会場に入ると大部屋のリハーサル室に集合して、

点呼を取り、出演順を決める抽選が始まります。

このオーディションは年齢制限がないので、

参加者は10代から60代と幅が広いです。

今年はいませんでしたが、小学生の子供でも参加します。

3年ほど前に小学生が2人も入賞したことは、

まだ皆の記憶ににも新しく、

「今年はスーパー小学生がいなくてよかったね」

という会話が聞こえてきました。

小学生でこのオーディション出て、

しかも入賞までしてしまったので、

ただ者ではないということから「スーパー」と言っていたのでしょうか。


毎年(何回目でしょうか!?)オーディションを受けに来て、

お互いに顔見知りになり、

「また今年も来ました」という感じで会話が始まっている、

オーディション常連組のグループもいくつか見られたので、

思ったより会場内は賑やかでした。

そして受付が終わり、

出演順を決める抽選が始まります。=つづく=




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