発表会直前リハーサル会記①

◇2025/6/15(日)
教室発表会に向けて◇
リハーサル会一日目①


2025年、発表会前に恒例のリハーサル会を開催。

発表会の本番前に実際に人前で演奏をしてみて、

今までの練習の仕上がり状態を確かめてみようということで、

二回に分けての第一回目。

それぞれのソロ曲とデュエット曲を弾いてみました。

そこで感じたことを少しまとめてみました。

本番まで少し時間があるので、

これからの練習の目安となればいいかなと思います。




午前中は曇ってました。
ただ気温が高く湿度も高い。
なんとも梅雨とはいっても夏の気候でした
今の時期は、緑がまぶしい。







◇皆さんの演奏を聴いての感想メモです◇

 愛のワルツ 曲の出だしは少し余裕を感じさせるテンポで始まりました。
そのためか演奏に少し余裕を感じさせた。
一音一音がしっかり弾かれていて好感の持てる演奏。
ハイポジションの音が少し聴こえ辛さがあり、
そこは改良の余地ありだと思う。
 バッハのジーグ ジーグのリズムにもう少しアクセントがあってもいいかもしれない。
レッスンの時より少しテンポが緩めだった。
メリハリがもう少し出るといいのかもしれない。
音の流れはよかった。
 バイスのファンタジア この曲では出だしのアルペジオに注目していた。
慎重に出たせいか少し流れに硬さがあった。
音色の変化のつけ方に見るべきものがあった。
練習の成果がよく出ていたと思う。
後半はガラッと曲調が変わるのがこの曲の特徴だが、
終始安定したテンポを維持していて崩れはなかった。
もう少しメリハリを大きくして踏み込んでもよかったかなと思う。
月 光 ギター曲としてよく知られた曲だ。
いきなりセーハから始まる曲で、音を出すのが難しい曲の一つ。
出だしのセーハではしっかり音が出せていた。
慎重に一つ一つの音を出していく弾き方には好感が持てる。
後半のセーハで少し音の出が悪くなったのは惜しいところだ。
本番までの課題となりそうだ。
曲の最後にセーハの連続が出てくるのだが、ここはよく音を出していた。
ラ・メランコリア 少し早めのテンポで始まった。そのためか急いてる感じに聴こえた
細かい音符でつまづきが見られた。
場面、場面で表現が変化する曲だが、
よくついていってると感じた。
ただレッスンの時よりピアノとフォルテの音量の差が少ないと感じた。
音色の変化はよく出していたが、音の跳躍についてはもう少し練習したい。
 カタルーニャ奇想曲 出だしは安定して弾かれたと思う。
リズム目もくれずしっかり弾かれていたと思う。
テンポとリズムの関係がしっかり決まっていた。
安定しているだけにちょっとしたミスが目立ったと思う。
本番までの課題の一つだと思う。
繰り返しになってから少しテンポが速くなった。
 月の光 出だしに少し緊張感があったがうまく出られたと思う。
曲の流れにもうまく乗れていたのが印象的だった。
ギターの音色も柔らかく印象派のドビュッシーの雰囲気をよく出していた。
欲を言えばもう少しダイナミズムに幅が欲しかったかなと思う。
和音などのポジション移動が少し硬かった気がする。
 タランテラ テデスコの曲で、リズムの楽しい曲だ。
出だしのテンポが少しレッスンの時より早くなった。
弾き急ぎの感じが出てしまった。
人前で始めて弾く影響かと思われる。
リズムにアクセントが欲しい曲だが少し弱かった気がする。
指の動きは、なかなか変幻自在の曲だが、
よくついて弾いてたと思う。演奏のキャリアを感じさせた。


マジョルカ いい感じのテンポで弾き始めることができたと思う。
メロディーの流れが少し硬く感じた。
難しいメロディーの動きが続くが、
指はよくついていってると思う。
メロディーが細かく動くところでは少しテンポが速くなる。
ここはテンポを我慢して弾くところだと思う。
練習会の時より演奏に落ち着きが出てきたと思う。
ミ・ファボリータ
レッスンの時とは打って変わって安定した演奏になった。
テンポもレッスンの時からすると、ちょうどいいテンポになっていて、
特に問題は見受けられなかった

キャリアを感じさせた。
 楽しき農夫 安全なテンポを選択できていた。
しっかり弾きこなしていて、
余裕があったと思う。
 シクラメンのかおり 知る人ぞ知る弾き語りの名曲の一つ。
出だしのギターソロはなかなかの難しさがある。
最初の音が少しきつかったが、
メロディーラインは聴き手によく分かった。
ただ終始横を向いて歌ってる感じで、
しっかり前を向いて歌えるかがこれからの練習課題だろう。
ルージュの伝言 弾き語りとしては決してやさしくない曲だが、
余裕をもって歌いはじめることができたと思う

もう少し声に張りを出せるともっとよくなりそうだ。
本番までの歌い込みだと思う。
デュオ・クリスタル
「オリエンタル」
二人とも暗譜での演奏となった。
前半のファーストとセカンドの音量のバランスが気になった。
少しセカンドの音量が大きかった気がする。
ファーストとセカンドの音量をもう少し吟味してもいいと思う。
暗譜で演奏してるだけに、少し暗譜に不安なところがあった
もう少し合わせの練習が欲しい気がした。
これから本番までの間の練習回数がどのくらい取れるかだろう。
デュオ・バーム
アンクラージュマンより
「主題と変奏」
出だしを少しゆっくり目のテンポで出た。
曲のリズムのかみ合わせがどうも今一つというところ。
ファーストとセカンドの音のバランスはよかった。
音の刻みが細かくなると若干不安定な感じが出るので、
これからの練習課題だと思う。
この曲に関してはもう少し思い切りの良さが欲しい。

リハーサル会の演奏ということで、
完璧な演奏をということもないですが、
まだ本番まで一か月ほどあるので、
今日の演奏を参考に練習をしていってほしいと思います。

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