=ギターの話(二)=
(一)
弦ギターの胴体は、
各部分の寸法・材質を変えることによって影響してきますが、
胴の形を大きくすると・・・
低音は出やすくなるが高音にはよくない。
そしてギターを抱えにくくなる。
胴の深さを大きくすると・・・
これは程度問題であるが、
深くしても、1~2センチくらいである。
深くすると共鳴胴の容積が大きくなるので、
低音には有利である。
あまり深くし過ぎると表面板とのバランスが崩れ、
空洞内の空気が多くなるために、
空気の振動に対する圧力が鈍くなり、
サウンドホールの働きが悪くなってならなくなる。
胴体を重くすると・・・
表面板の周辺も重くなるので、
表面板の振動は有効に働き音はしっかりするが、
重い感じで硬い感じになり、
ウルフトーンが強くなる。
胴体を重くするには裏板や横板を厚くすればよいが、
横板で重量をつけたほうが好結果が得られる。
胴体を軽くすると・・・
音が軽くなるが力がなくなる。
しかし、音色が柔らかくなる。
フラメンコギターは胴を軽くするために、
材質も軽い木を用いるが、
同じ重量でも材質が違えば音も変わってくる。=つづく=
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