=発表会回顧録(九)=

 あざみ野ホールでの発表会を何度か開催していきましたが、

そのままだと、なんとも殺風景であり、

雰囲気もいまいちだった。

広い壁も色は白く味もそっけもない・・・。

手作りの造形物を張り付けたり工夫はしてみた。

それでもなかなか雰囲気というのはどうにもならない。

そこで窓に目張りをしてホール内を暗くすることはできないか、

ということで実際にやってみると、

完全に暗くはならないがそこそこ暗くなる。

これなら多少雰囲気は出せそうだ。

奥行きがあるスペースをそれまで幅広で使用していて、

広い壁をバックに演奏していた。

ドアから入ってきてそのまま椅子に座って演奏・・・。

それでもよかったがどうももう少しなんとかならないか、

ということで演奏する場所を90度移動して、

目張りした窓を背にして演奏することにした。

今度は奥行きが長くなった分、

後ろの席では全く演奏者が見えないということが想定された。

これは演奏者を少し高い台に乗せる必要がある。

そこで近くのホームセンターで代を作る気の材料を買ってきて、

演奏者の乗る台を製作することになった。

製材はしてあるので四隅をそろえて釘を打つ、

慣れない手仕事で指を叩きそうで若干緊張した。

アンサンブルは乗せられないので、

そのままベタで演奏するしかなかったが、

これは特に批判は出なかった。

それにしても背中がそもそも窓を目張りしたもので、

白いブラインドのカーテンがあるのみ。

どうにも殺風景でなんとかならないかなぁ・・・、

と、思案していたところで、

演奏台の材料を買った近くのホームセンターで、

畳一枚より少し大きめの発砲ポースチロールの薄い板を発見。

この発泡スチロールの薄い板に、

これで何かできないかということをいろいろ思案し、

いくつか思い当たることがでてきた。

まずは、とにかくできることをやってみようということで、

あれこれ考えていった・・・。=つづく=


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