発表会を終えての記   
                         (エッセイ)
                




発表会を終えて


 今夏、野村ギター教室での3回目の発表会を終えました。

今回は、独奏・アンサンブルが二つとボリュームがあり、

とくに直前の1ヶ月はいっぱいいっぱいでした。

その替わり、充実感は今までで一番大きいと感じています。

3つそれぞれの演目について、

この
1年のまとめの意味も含めて、記しておきたいと思います。


独奏「小さなロマンス」について

これまでの2回と大きく違う点は、

今回の発表会に向けて先生にいただいた曲が、

とても自分の好みだったと言う点です。

というと少し語弊がありますが・・・つまり、

これまで、嫌いな曲というのは無かったですし、

どれもきれいな曲だなと思いながら弾いてきましたが、

この曲のように情緒豊かで、美しく、変化に富み、

面白い曲は弾いたことがありませんでした。

演奏時間も長くなりました。

技術的にも、グリッサンド、ハーモニクス、装飾音、ハイポジション、

アポヤンドとアルアイレの効果的な弾き分け、テンポや曲調の大きな変化等、

私にとっては目新しいものがふんだんに盛り込まれており、

最初に楽譜をいただいた時には、

「な、な、なんてオシャレな曲!!!(ハート)」と思いました。

きっと目がキラッキラしていたと思います。

 ところが、実際弾くにあたっては、

それらにとても苦心することになりました。

あるところから、1ミリも上達しなくなったように感じられました。

ミスが減らないばかりでなく、

これくらいの大きさのこんな音を出したいという思いが、

指にまったく反映されないで、デリカシーの無い音ばかり出るのです。

「フン、しょせん自分の力はこの程度なんだ・・・どーせねっ、どーせねっ!」

と少しばかり腐っておりました折、

野村先生が6月のミニコンサートで大曲に挑まれた時、

毎日2時間ひたすら繰り返し練習していたということを伺い、

自分に喝を入れ直しました。

諦めずに、何度も何度も何度も弾くことにしました。

すると、やがて1ミリ、2ミリくらいは成果を感じられることもあったのです。

これくらいの努力は当たり前にしておられる方も大ぜいいらっしゃるのでしょうが、

私は今回学びました。

演奏曲を、好きだーーーー!と思えることは、

こういう場合のモチベーションにも直結するものです。

その意味では、この曲に取り組めたのは、幸せでした。


本番は、思い通りには弾けませんでした。

練習では出たハイポジションの音も、指が弦から外れました。

もっと、ずっとずっときれいな曲なのに!(涙)

曲に対して申し訳なかったです。トホ。(←古い




三重奏について

 夢の2回目の実現となりました。

私たちのために名曲を平易に編曲していただき、

野村先生、本当にありがとうございました。

改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。


アンサンブル・ブラウの合同練習の前30分間を、

計3回合わせる練習に費やしました。

2回目の練習が終わった時点で、

録音しても大丈夫なほど形にはなっておりましたので、

すっかり安心して7月のリハーサルに臨みましたら、

まさかの大惨事となってしまいました。

大きな原因はリズムのズレだと思いましたが、

途中でずれると、二人のうちのどちらに合わせたらよいのか、

どう修正してよいかわかりませんでした。

それぞれのパートが1人ずつしかおらず、誤魔化しも効きません。

三重奏の難しさがよくわかりました。


3人ともリハーサルの帰り道は顔面蒼白、

口数もぐっと減ってしまいました。まさにこんな心境です。



Yesterday, all my troubles seemed so far away

Now it looks as though they’re here to stay

Oh, I believe in yesterday


昨日はすべてのトラブルが遠く見えたのに

今ではここに居座っているよ。

昨日を信じてる。

急遽、緊急対策会議を開いた結果、

2つのパートをピアノで録音したものを
LINEで共有し(わーい、今っぽーい!)、

会えない時間はそれに合わせて各自練習することとしました。

自宅で弾くのはもちろん、仕事の合間も、仕事中も(気持ちが大事)それを聴き、

イメージトレーニングをすることを誓い合いました。


そうして本番当日、会場に一番乗りして、3人で最終リハーサルです。

リズムも音も「イエスタデイ」になっていました!!(当たり前だ)

本番後には、「三重奏よかったよ」と言って下さったお優しい方もいて、

ホッとしました。



Now WE DON`T need to place to hide away


もう、私たちには隠れる場所は必要ない。

めでたし、めでたし。

(先生、ハラハラさせて申し訳ありませんでした。)



アンサンブル・ブラウ「サンライズ サンセット」について

 三拍子を小気味良く刻むとか、

同じパートどうし息を合わせるポイントのようなものは、

頭では理解していたので、前回までの経験が役立ちました。


今回のサードパートの難しかったところは、

低音弦でのアポヤンド、和音が1小節ずつ次々と変化したり、

セーハも多いところでした。

が、その苦心と裏腹に、2回目の合同練習にして、

曲に強弱や表情をつけるところまで先生に要求されたので、

のんびりしている場合ではない!とネジを巻きました。


クレッシェンドやデクレッシェンド、アクセントなどをつけて、

皆の息が合うと、とても効果的で快感でした。

曲全体を通して、ファーストが前に出たり、セカンドが取って替わったり、

サードが響いたりと変化に富む曲で、演奏していて面白かったです。

アンサンブルの楽しさをさらに知ったように思います。


和音をきれいに弾くのはまだまだ課題として残りそうですけれども。

これから1年、さらに自分のギターと仲良くなりたいと思います。

先生、皆さま、引き続きよろしくお願い致します
20177


       
   

      
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